Windowsでは、LinuxでいうLVMのようなものから、ストレージプールのようなものを作成するなどのストレージ仮想化まで行うことができる。
ボリュームは、Cドライブなど普段使用しているドライブに当たる概念で、パーティション+ファイルシステムみたいなもの、として理解しておけば大丈夫そう。ただし、ボリュームとパーティションを混同して使うこともあるので、あまり区別して考えないほうが良い。
3種類に大別される。
インストール時にデフォルトのままにしていると、以下のようになる。
2012R2では、BIOSの場合には、MBRが選択され、EFIの場合には、GPTが選択される。
ベーシックディスク
昔からある形式のディスク。パーティションの種類は以下の2つ。
ダイナミックディスク
以下のドキュメントを参照。
レイアウト
記憶域プールに含まれる物理ディスク上の配置方法を決めている
選択可能なレイアウトは以下。
シンプル
RAID-0相当。スループットは良いが、他の方法で冗長性を担保する必要がある。
ミラー
RAID-1相当。1つのデータを2つ/3つに複製して、異なる物理ディスクに保存する。
RAID-5 or RAID-6相当の2つから選択可能。
ホットスペア
記憶域階層
ライトバックキャッシュ
記憶域階層 | ライトバックキャッシュ | |
---|---|---|
シンプル | 1台以上 | 1台以上 |
双方向ミラー | 2台以上 | 2台以上 |
3方向ミラー | 3台以上 | 3台以上 |
シングルパリティ | 使用不可 | 2台以上 |
デュアルパリティ | 使用不可 | 3台以上 |
メディアの種類がUnknownのものは、コマンドから設定可能。
Set-PhysicalDisk -FriendlyName <Disk Name> -MediaType HDD
Set-PhysicalDisk -FriendlyName <Disk Name> -MediaType SSD