ライセンス

よく検討されるライセンス

  • サーバーライセンス
  • CAL (Client Access License)
  • RDS CAL(Remote Desktop Service CAL)
  • VDA (Virtual Desktop Access) サブスクリプション
  • RMS CAL(Rights Management Service CAL)

Windows のライセンス体系

Windows のライセンス体系でもっとも重要なことは、ソフトウェア自体のライセンスの他に、ユーザーアクセスについてのライセンス(CAL)の存在を理解すること。

License

サーバーライセンス

CAL

管理目的以外で接続するユーザーがいる場合に必要。
(管理目的用には、最初から2接続張れる)
User License Types
  1. CALの種類
    • ユーザーCAL
    • デバイスCAL
  2. CALの割り当て方式
    • ユーザー・デバイスごとの割り当て
      • それぞれ、ユーザー数 or デバイス数で管理
    • サーバーインスタンスごとの割り当て
      • サーバーインスタンスの、最大同時接続数(ユーザー or デバイス)で管理
上記の通り、CALの種類と割り当て方式の組み合わせで4通りある。
なにで管理したいかによって、割り当て方式と種類が変わるため、注意して選択する必要が有る。
またCALはダウングレードできるので、古いOSでも利用可能。

機能ごとのCALもあるが、基本的なモデルは同様のものになっている。

ライセンスの買い方

SPLA

SPLAの特徴は...

  1. 1ヶ月単位の従量課金のライセンス
    • 翌月発注
  2. エンドユーザーにサービスプロバイダが、サービスとしてMSのソフトウェアを提供できる
  3. 複数のライセンス形態
    • 利用するソフトウェアごとに、選択できるライセンス形態は決まっている
  4. SPLAと他のライセンスを混ぜることは基本的に”難しい”

ライセンスの認証方法

  1. マルチライセンス認証キー(MAK)ライセンス認証
    • インスタンスごとに入力する
  2. KMSライセンス認証
    • KMSを立てキーを登録しておき、DNSのSRVレコードに登録しておくと、ライセンス認証してくれる
    • 認証される側が一定台数ないと認証されない
    • Windows 7などが混在している場合でも使える
  3. ADによるライセンス認証
    • ADに参加していると利用可能
    • Windows 7以前のコンピューターでは利用不可